Yahoo! のOpenID

Yahoo!のOpenIDサポート（デベロッパー情報）について、公の場で話題にできるようになった　:-)

長い間、開発中にあって、私は、公開に向けて開発の人間たちにあれこれうるさく注文をつけていた一人だった。現在、オフィシャルなプレスリリースやTechCrunchの記事で見ることができる。どこでこのニュースを読もうとも、これは大きなニュースである。

yahoo.com と flickr.com の両者は、OpenID 2.0のプロバイダーとしての役割を担う。これにより、Yahoo!ユーザーやFlickrユーザーは、yahoo.com またはflickr.comへのリファレンスを使用するだけで、OpenID 2.0対応サイトにログインできるようになる。

ずっと前から、私はOpenIDのファンだった。簡単だからという理由だけでなく、その背後にある哲学もその理由だ。我々自身、つまりエンドユーザー側で今までよりたくさんのことを制御できるようになっている。そして、これは、より開かれたYahooを実現するためのマイルストーンであるともいえる。実際、ちょうど一年前に、The Tipping Point for OpenIDという記事の中で私はこのことについて書いていた。

誰かが「完全」な（双方向という意味で）OpenIDサポートではないと私を攻めるだろうが、私もそれには気づいている。Consuming OpenIDは、一晩でなんとかなるようなものではない、まったく違ったものである。だから、もう少し時間が必要だ。いずれ公開できるようになると、私は楽観的に考えている。